大人

弱くなった気がする。 数年前はもう少し打たれ強かった。臆病になった。言い訳ばかりになった。気がする。 うまく立ち回ろうとするからうまくいかないんだと思う。 正直でいればいいのかもしれない。 先が読めなくなってる。それは新しい環境だから多少は仕…

Re:Re:Re:

春に聞いていた曲を不意に耳にして 大好きな曲なのにすこし苦しくなった 強がってただけで、ほんとはしんどかったんだな 新しい生活に慣れようと必死だった 何でもないように自分に言い聞かせて 少しは不安を飼い慣らせるようになったのかも知れない けど、…

醒めない

寝室に座り込んで夕陽を見た ただ寂しいだけだ 誰かと居ることで起こる不安や痛みと、1人で寂しいのとは天秤 どちらも必要なこと そのバランスが崩れてる不安や痛みのない付き合いはあるか それを探して彷徨ってる けどそんなものは多分ない ないことに少し…

pierce

来年久しぶりに展示の機会がありそうで 新しい作品を作ろうと隙を見て構想を練るものの… 作品のことを考えるだけで動悸がする。なんでだろ 走り込むみたいに、もの凄くエネルギーを使ってしまう見たいものも 見せたいものも、伝えたいことも 形にしたら壊れ…

風と海が遠い

恋がしたいわ でも1人の時間も大切 このバランスがぴったりこないと前に進めない でも最近心があまり動かないので 何かが麻痺してるような気もする 作品を見てもドキドキすることが減ったのは その所為なのか、はたまたそういう視点じゃなくなったからなのか…

聞きたくない嘘

何となく、もう上手くいかない流れは感じてる 突然の電話とか、会話とか、通じない感触みたいなもの自分の言葉が特殊なのかもしれないとか 語彙力が低いからとかも勿論あるし それでも伝えたいことが伝わらないもどかしさが降り積もって 2人でいることの意味…

優しい人が好きだ

佐藤オオキさんは、アイデアを洗練させるためにいつも同じ服で同じ店、同じ席、同じコーヒーを頼むくらいデザイン以外のことに発想を使わないらしい生活そのものがデザインのためのルーティンなんだろうな最近考えないことが多くなった 考えたって仕方ないこ…

花束を君に

優しい歌が好き 涙色の花束を君にまた梅雨が来て夏が来て あれからまた京都に来て 離れるどころかどんどん美術の世界に踏み込んでく 今はこの流れが心地いい どこへなりと行き着けばいい 目的地は遥か遠くにあるような気がしてる 生きることは祈ることだ

すべてが愚かしい

最近よく考えるのは 戦争のこと、日本のこと、正しいこと、正しくないこと70年というのは、だいたい人の一生を考えるのに丁度良い時間なのだと思う 安保法案もあって大きく取りざたされた面もあるのかもしれないけど 戦争を体験した世代、想像の中で戦争を…

美しいこと

美しいものを見たいと思うのはいけないことか。 いけないと言う人もいるし、いいと言う人もいる 美しく生きたいと思うことが誰かを苦しめてることもある そういうことが見えるようになったみんな持ち物が違う 手放せないものも、手放したくないものも、それ…

ただ生きるように

絵は鏡、絵は花、絵は優しい、絵は攻撃しない 誰がどんな絵を描いたって、絵としての存在は、何も変わらないんだ 価値が絵の美しさを決めるわけではない 花が誰かのために美しく咲くわけではないように 健やかな今の状況だからこそ咲く絵があるのかもしれな…

水は低いところに流れる

読み返してると、どんどん恥ずかしくなる…今も昔も変わらないじゃないか。 美術が、とか世界が、とか高尚に聞こえることもいっぱい書いてるけど その中心はひとつ… 好きな人に振り向いてほしいだけ! だからこんなに恥ずかしくなるんだ…ああ恥ずかしい。 気…

海にはいつも還りたい

森さんの本の中で "高い理想を掲げたまま孤高に生きていくには、自分を永遠に絶望させないほど強い思想が必要" みたいな言葉があった。言い回しは少し違ったかもしれない たぶん、美術をやってるときはこの"強い思想"になかなか辿り着けなくて疲れてしまった…

27の私

もう四年以上も更新が止まっていたけれど、 整理したい思いもあって少しだけまた稼働させることにする。再稼働にあたってもうあんまり詩的な記事はやめたい。 今更だけど客観的になるとものすごく恥ずかしい。 けど、なんで恥ずかしいと思うかが重要で、そこ…

無題

わたしには何も言えない 今は何も伝えられない わたしなら 何をされても伝わってこない気がするから いつでも声が聞こえるように耳をすまして過ごすしかない ここにわたしを必要とする人がいる限りわたしはここからまだ動けないから 時間がかかっても、おも…

静かな世界

答えのあることを考えるのは 労働 であり 思考ではない “抽象化できないものは、つまり理解できないものなんだ。” 当たり前だと思ってた

頭と心と身体

幸せの絶頂に向かうとき、不安すらバネにして高く飛ぼうとする 不幸のドン底に差し掛かるとき、ささやかな幸せを見付けて生きる悦びというまやかしに出会えるでもそんな極端な状況はずっと繰り返される訳ではなくて 日常はもっと訳の分からない、矛盾とは言…

という間に七月が終わる… 感情を決めるのは心か、頭か、体か、多数決なのか 分かんないけど 言葉にするのは頭だ 全会一致で決まるものでもなければ、決まったとしてもきっと条件付きで そもそも言葉にする必要性を感じないので その審議にかける気もないただ…

沈黙が足りない

沈黙がほしい。 せめて静けさがほしい ざわめいて喧しい ミスチルが スピッツが 村上龍が 椎名誠が 過去が 夢が 現実が 愛が 喧しい すべてわたしの声 わたしが黙るのは 世界とか 宇宙とか呼んでるそれに 触れようとするときだけだ 沈黙が足りない せめて静…

魂の交感

見ることを許して下さい そして見えたものを名づけることを 形に溺れ色に淫し そのあまりの美しさに すべてを幻とすら思おうとする私たちに もういちど見ることを許して下さい 見てしまったことを許して下さい 与えられた眼の限界を超えて 恐れ気もなく秘密…

どこで、可能か

エイズ以降、愛はどのようなかたちでありうるのか。肉体が私を防備できなくなったとき、精神はいかにして私を守ることができるのか。芸術によってしか触れることのできない精神の深淵があるとすれば、それはどのようにして分かち合うことができるのか。救い…

現実からの目覚め

幼いころによく、悪い夢を見て夜中に目を覚ましたときに 一面に広がる花畑をイメージして夢を塗り替える作業をしていた 夢を夢で塗り替えて、私はどこにいたんだろう 「ここ」にいるはずの私は あっちに行ったりそっちに行ったり まるで肉体なんて失ったよう…

ぽ ろぽろ

気になってるのはセカイと世界の間のグレーゾーン 近景・遠景から全景へ視線を移す/移るときにとおる「せかい」そこが今一番気になる空間そこが今一番自由で曖昧で自分が欲しいものがあるような気がする空間作品が作品になる少し手前で通過する空間? その…

地球最後の日

赦しであること 現実、若しくは社会 は 抽象が許されない できるだけ明確に、的確に、具体化を求められる でも社会もひとつの作品だとしたら それはもう壮大なプロジェクトだな 具体を追い求めた究極の作品なんじゃないか? 世界を言葉でどうにかしようとし…

剥落

必要なものだけはちゃんと変わらず手の中にあると信じたい それを選別しているのが何者かも分からないのに 選別されて残ったそれらを総称して自分だと云うんだから人間ててきとうで愚かだなぁ きっと常に必要になるものだけが自分を形作っているので 大事に…

距離の話

全景 遠景 近景 距離感の話 例えばBGMは遠景(若しくは背景?) ツイッターは『同一化されえない個に内在する複数性を「平行」させて開示する』全景的 セカイは全景的な近景? 流れ星は遠景から近景に侵入して全景を彩る感覚 では世界は全景か? 厳密に云え…

自己制作

世界について語ることは本当はとても難しい。 世界は不確定である。 世界(現実)とセカイ(夢)を敢えて別の名前で呼んで、 世界の一部としてセカイを放り込んでしまわないのは そうするといつの間にか世界がセカイになることがあるからだ 世界が世界として…

名前をつけて

現実も夢も許容してしまいたい そんな境界を飛び越えた空間を世界と呼びたい 私の声はまだ世界には届かない 音量・音程・音色の無限の組み合わせの中から 世界を呼べる音はいつ生まれるんだろう それはどんな音だろう 私の声で 世界を呼びたい

薄紫色の宇宙

せかい‐かん〔‐クワン〕【世界観】 世界およびその中で生きている人間に対して、人間のありかたという点からみた統一的な解釈、意義づけ。知的なものにとどまらず、情意的な評価が加わり、人生観よりも含むものが大きい。楽天主義・厭世主義・宿命論・宗教的…

×××の残像

こだます映像をつくりたい まだ視覚イメージは掴めてないけど エコー、反響する 鮮烈な何かの残像とか 濁ったグラデーションとか 平べったいもので構成された空間 ずっと瞬きしないでいるとコンタクトが曇るあの痛いやつ 平面でこだます何か その何か 明日は…