碇シンジでは夜神月を止められない

衝撃的!なことが!なんか笑える!笑
言い返したくなるようなことがいっぱいだけど、でも納得せざるを得ないとこもあるんだー
くそーそうだよなー悔しい!こういうのいやだぁぁぁ
ゼロ年代の想像力」という本がさっき届きました。今一章を読み終えました。
セカイ系は、90年代の亡霊…
空の境界や、Fateや、DEATH NOTEのサヴァイヴ感。確かに、わざと見ないようにしていた部分がある。そういう実感がある。シンジじゃ月は止められない。選択の前に既にシンジは敗者の烙印を押されている。
セカイ系という枠組みからいつかは、抜け出すときが来るのは知っていた。でもきっとあの人への想いみたいに、もう既にここに何もなくとも、ここは居心地が良すぎた。だから東浩紀にそれを肯定されて嬉しくなっちゃったんだな。だから図に乗ったんだな。
本当に客観的に、且つ冷静に時代を読むなら、この宇野常寛さんのいうことは正しい…
もうセカイ系の想像力では何もできない。ハナから何もしない想像力でもあるか…
時代は進んでるってことだな。ちゃんと変わっている。みんな気付いている。
気付いていて今を生きるか、それでも気付かないフリをするか。
でもこの亡霊たち、結構手強いですよね。ちゃんと祓えますか?
もうやるなら徹底的にやってほしいなぁ。私の中では結構祓われたけど、やっぱり東さんという強みもあるし、まだ七割くらいは棲み着いてますよ。
戦わないこと、何かを選択すれば何かを誤るから傷つけるから何もせず引きこもること、をしていたら殺されちゃう(生き残れない)というのを分かるのは、ちゃんと人との繋がりを持っている人だけじゃないのか。
この世の中にそういう繋がりを持たない人がいるのかどうかは実際分からないけど…そのサヴァイブ系に対して、東さんが「物語を語ることにためらいがなさすぎる」と言ってるのにもすごーく納得してしまうわけですよ。内容がないと思ってしまう。
なんでだーろー結局、私はあの限られた十年のセカイ系に青春を持っていかれているわけだから、その次に当たる(とされている)空の境界とかには抵抗があるわけ。それは成長に対する尻込みみたいなものなんだ多分。躊躇いとか。結局そういうことなのかなぁぁあああ
でもさ(「でも」はあてにならない)けどさ!
シンジがあっての月ならさ、あんなことになるかね?何もしてくれない社会を全部受け入れて傷つく事も傷つけることもあえて積極的に請け負いながら踏み出して行く…それって極端すぎるよ!とっても分かり易くはあるけど、そんな簡単なのか!?ってとこに行き着くんです
まだ一章しか読んでないけどさ!セカイ系はもちろんもう古いけどさ!(それはもうほんとに分かってる!)セカイ系→サヴァイヴ系っていう流れにはまだやっぱり違和感がある!それももちろん間違ってはいないと思うけど、それは何かいやだ!もう愚痴でもいいやとりあえず!これは批評じゃないからいいんだもん!メモだもん!
多分、宇野さんの考えるセカイ系って思考が停止してるもののことじゃないかな
引きこもりは何も考えてないとお思いかね!それは断じてちがーう!はず!私の考えるセカイ系は違う。
でもさ、やっぱり擁護する感じになるよね。それって何か違う。サヴァイヴがセカイ系の敵だとか悪だとかそんな対立するようなものじゃないと思うんだ。
それは宇野さんのいう、サヴァイヴはセカイ系を前提としたものだからっていうのが一番だし、派生したものだと思うから
セカイ系から派生してできたものってサヴァイヴだけじゃないと思う。まだ結論を急いじゃいけない…セカイ系→サヴァイヴなら、それはあまりにも無くしたものが多すぎる。
とか言って、肯定したいだけなんだな…セカイ系の想像力を守りたいだけなんだー
客観的になるって難しい。こんなんで作品つくれんのか?
とりあえず2章でもセカイ系出てくるみたいだし読み進めます。頑張る、負けないように!客観的になれるように!そうなると、やっぱり東さんてすごいよね。なんか庵野さん的なものになりつつあるのか(もうなってる?)。
あああそれにしても泣きたくなるような内容だな!頑張るんば!
ゼロ年代の想像力