一瞬は永遠かも知れない?

面白いなぁ
 
確かに、世界を同情する世界は存在しない
でもそれで「分かってほしい」は本当に機能しないかな
 
分かってくれる/同情してくれる存在が全く無くても、やっぱりどうしても(虚無から来る不安のために)「分かって」ほしいから「継ぎ接ぎして作った自分」を「君」と呼んで強制的に「僕」を救わせるのがセカイ系
人間には想像力がある。だから良くも悪くも世界はある程度思い通りになってしまう。
だって世界が想像力を支配してるのか想像力が世界を支配してるのか本当には分からない。
 
だから「分からない」中で必死に想像力を武器にしたり世界を武器にして「何かそのもの」に立ち向かう人は面白い
理由なんてなんでもいい。
ただ何かを分かろうとする行為は愚かで魅力的で素敵だ
 
きっと完全に「分かった」と思ったらそこで終わる
幸せについてでも、生命でも存在でも
分かったら終わり。
分かりたい、は終わらせたがる行為
分からない、は終わらせない行為
本当には分からないけど分かるギリギリまで分かりたい、がいいな
 
どこまで行けるか。どこまで確かめられるか。
進むほど「分からない」闇は広がる。宇宙と同じだ。「分からない」で宇宙まで行ける!
宇宙はもう既に世界の一部で、きっと人間が人間で有る限り世界は未知のままだ。世界は膨張し続けている。
 
ずっとずっと「彼方までもう少し」でいたい。
「永遠なんて一秒で決まる」
「永遠なんていらないから」
吉井さんはすごい。
 
「真実を欲しがる俺は本当の愛で眠りたいのさ」
だから私は確かめに行く、「本当のこと」を
 
 
考えるほど難しくはなるけど、でも考えることでしか世界に存在できない
だってその「何か」や「本当のこと」はいつもどこにでもあるけど本当は見えなくて聞こえなくて触れないし匂いも無い
それを知るには知覚以外のものを使うしかない。

そうして世界は世界の夢を見るのか