思考の浅瀬

生きる という想像力について

「死んでいるように生きたくはない」 って確か 伊坂幸太郎
生きているっていう自覚は 意識、若しくは心がないと得られない
例えば息をしているとか、痛みとか、喜びとか
 
何を以て生きると云うか
 
身体的なこと も多少はあるだろうという感じだったけど
息をしてそこに存在してるっていう説得力は大きいのかも知れない
作品として生命を感じると
"血の通った作品"っていう、とても素晴らしい作品で
心なんてなくたってそれが作品なら
血が通ってるだけで生きてるって言いたい
素直にただ単純に
 
そこに心があるから
良くも悪くも価値が揺らぐ
 
生きてるっていう確かな、揺るぎない事実が
心によって揺らぐ
 
真実を見据えれば
確かなことなんて何もないけど
 
世界のことが分かったような気がするっていうのは
分からないことが分かる
っていう感覚
とにかく分からないってことは分かった。
だから「確かめに行こう」、が=生きる かな
 
いくつも思考を重ねて
その「分からない」海を漂う 確かめに行くために
 
「シャローを目指し泳ぐ」っていうフレーズが離れないのはこの辺からかなぁ…
 
眠りの浅瀬は気持ちよいけれど