愛なんていらねぇよ、夏

エヴァを繰り返すことの意味は、庵野さんが声明文を出したときにまさに「感じた」。
ああ、そうかって。今だからエヴァなのかって。
私はリアルタイム世代じゃないだけに、それがとても納得できた。
テレビシリーズも劇場版も全て観て、そのセカイに魅せられて溶け込んで
そこから抜け出すのも大変だったし、だからこそエヴァの次に今できることは何なのか考えてて
決断主義とか出てきて そんなときだった
エヴァをやるっていうことは、ひとつの時代の回答であり、私自身にとっても、カヲル君との再会はひとつの回答になる。
でもね、なんかね、
エウレカもそうなんだけど、っていうかエウレカのテーマというかエウレカの回答がそもそもこの時代の回答なのかも知れないとか思って
まだ全然言葉にならないんだけど
シンジは人類を守るとか使徒殲滅とかよりもレイを好きだっていう意思を以て戦った。レイを取り戻したかっただけ。
レントンも、コーラリアンだとか関係なくエウレカ自身を好きで守りたかっただけ。まぁ人類とコーラリアンの共存とかを考えざるを得ない状況になってシンジよりは行動が冷静だけど…
意思については進級制作でやったときに、小さくて儚くて不完全だけど崇高なものとして扱って、意思の力こそ今一番強力で、人を人たらしめるものとして考えてたけど
それが「愛」なんつうもんに回収されてしまうのはすごく嫌だ
意思と愛との結びつきって強そうだもんなぁ
結局二人以上いないと人間は確定しないんだなぁ
認識されてはじめて存在するなら
自分自身を認識するにも、鏡となる他者が必要だもんなぁ
じゃあやっぱり美術でできることなんてやり尽くされてもう無いよ。
結局愛がこの世界を変える力を一番持ってる。
それをテーマにして作品つくればいいって?
そんなのは嫌だ!ファック!そんなことをするくらいならそれに抵抗し得るような作品をつくる方がいいよ!
あーだめだぐるぐるする
もう少し先に行けば落ち着きそうなのに 眠気が

愛なんていらねえよ、夏 1 [DVD]

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