ふざけてる

誰が 彼が 私が
ふざけてる 
当たり散らす 彼に
 
歳をとる程身動きがとれなくなる
それでも生きている理由は何?
それでも明日目覚める意味はなに
 
ぜんぶ、うまいこと
人並みに
できたらよかった?
そうしたら何が得れる
安定による 安心か
幸せってなに そんな容易く口にできるような代物なのか
それは許容なのか 享受なのか 包容なのか
ひとりでは無理ですか
ひとりであなたたちのいう「幸せ」に「成る」ということは無理ですか
ひとりは幸せではないですか
ひとりは不幸ですか
ひとは永遠にひとりです だからふたりで幸せになるのですか
そんな安易ですか それとも安易ではないですか 困難ですが
困難の末が幸せですか
そんなものをもう信じれるほど子供ではありません
幸せは恐いです 不幸は安心です
そんな矛盾?そもそもの幸せとはどういう定義ですか
思考停止ですか 赦されることですか
 
こんな言葉たちの及ばないずっと外に
私の不幸も幸福も理解も無理解もあります
この言葉たちには、この言葉以外に何の意味もありません
私が欲しいのは
幸福や理解でもなくて
今はまだ知らない
感情
それが幸福か不幸かは
私以外の誰かが
私を評価する為の数字と 同じなのかも知れない
言葉は、比較の為の定義でしかない
そこに私はいない
私はどこにいますか
ここにいるし、どこにもいない
君も、そこにいるし、どこにもいない
そんな存在の輪郭を 辿る 行為を
愛と呼ぶんですか?
それが幸福や理解なんかの及ばない域にあることを
信じたい
です