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もっと早く森博嗣という存在を知っていたらよかったのかも知れない
と思ったこともあるけど、たぶん、あのタイミングしか無かった。
だから寂しくはあるけど、彼が今まで本を出し続けてくれたことに感謝。
まだ五年くらいは新刊も出るし、まだ読んでない著書も沢山ある。
できるだけ早く、読み終えたい。
　
最後の記事から。
「今日の写真のパスカルは全部びたびただけれど、このあとシャンプーして、乾いたらふわふわで良い匂いになった。ふわふわと良い匂いは、写真では伝えられない。また、文章に書いても、残念ながら充分には伝わらない。写真を撮るときも、文章を書くときも、伝わらないことを念頭に置かなければならない。それを承知の上で発信するのが、たぶん優しさだろうし、また、受信した側も、伝わってこなかった分を自分の優しさで補う以外にないだろう。多くの方の優しさに、感謝。」
　
伝わらない、どうしても全部は伝わらないと私も言い続けてきた。実感してきた。
それでも表現を諦めないのは今はたぶん意地でしかなく、決して優しさなんてものではないから余計なノイズが入る。理解に拘りすぎている。ヒトの優しさを信じていない。
信じなければいけない　とは思ってない。それを感じるときが来ることは信じているから、今はこのままでもいいと思ってる。
これはいい傾向だと信じたい。
　
この人の優しさに事実、私も沢山の言葉／輪郭を教わった。
優しさは、正しさだと思っていたけど、少しまた違う繋がりもあるのだと思う。
　
昨日は念願の眼鏡を買いました。白ワインうまかった。
今年はできるだけ 出会いと繋がりを引き留める努力をします